ベンダー氏1
ベンダー氏2

前途多難な結婚への道。


悪し様に描いてしましましたが、ベンダー氏は私の準備が十分じゃなかったり、書類の扱いに問題があった(ただしこれは誤解)だったために感情を昂らせただけで、ちょっとヒステリックでドイツ人らしく真面目すぎるけど普通にいい人です。
ドイツでは同性婚が可能なので、旦那さんがいる既婚者です。
でも、絵に描いたのとほとんど同じで、のけ反って両手を挙げながら「ア゛ーッ!!」って叫ぶのはマジです。
それがあまりに面白かったので、私とクリストファーは未だに時々それを真似して遊びます。


ドイツでの国際結婚に必要な書類は

1.戸籍謄本
2.独身証明書(今調べたら正しくは「婚姻用件具備証明書」って名前だった)
3.アポスティーユ

の三つでした。全部日本から取り寄せないといけないものです。

戸籍謄本はともかく、下の二つは聞いたこともありませんでした。
戸籍謄本と独身証明書は普通に地方にあるお役所で取れますが、アポスティーユは大阪か東京のどちらかにある特別な場所に申し込まないといけませんでした。
当然ですがそれらを「公的にドイツ語に翻訳したもの(プロの翻訳家に依頼し、サインをしてもらったもの)」も必要でした。
そして、それら全部を日本にいる母に丸投げしました。ありがてぇ


母は書類を揃えて、日本の翻訳会社に翻訳を依頼し
(「翻訳ってクソたっかいわね~!全部で2万円くらいしたのよ~!?」って言われた)
全てドイツに送ってくれ、それらをベンダー氏に見てもらったのですが、その結果がこれでした。
日本の翻訳家ではなくて、日本人でもいいからドイツに住んでいる翻訳家じゃないと認められないそうです。


日本の翻訳家だって同じ翻訳のプロなのにそれってあんまりじゃねぇの!?
ベンダー氏、旦那さんと喧嘩でもしたの?だから私達に意地悪してるんじゃねぇの!?


とは思ったもののさおりさん
「あー、私もドイツの大学受験のための書類で同じようなこと言われたよ」
と言っていたので、ドイツでは常識なのかもしれません。

結局、一度日本で翻訳してもらった書類を、もう一度ドイツの日本語翻訳家さんを見付けて依頼してチェック、サインをしてもらうことになりました。
もしドイツで何かの折に日本の書類が必要になったら、初めから現地の翻訳家さんに頼むことをおすすめします!

クリストファーはこの後
「ホモは普通の男とは違うから、きっと女で言う生理日みたいなものもあるんだろう。だから時々ヒステリックなんだよ」
とかわけわからんことを言ってました。